「八朔(はっさく)」の始まり
「八朔(はっさく)」の始まり 八朔とは陰暦の８月１日の祝日のことである。農家では田実(たのみ)の節、田面(たのも)の節、天中の節とも言って祝う。...
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「初花の祝(はつはなのいわい)」の始まり 初花というのは少女の初潮のことであるが、月経のことをポルトガル人も「花」と呼んでいる。10歳くらいの少女に「ママはどうしてる？」と尋ねたら、「ママは今日は花だよ」と答えたと言われている。 日本でも『古事記』で「さわりもの」と言っているが、いつしか「花」と呼ばれるようになった。...
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「鳩の杖(はとのつえ)」の始まり 頭に鳩の飾りを付けた杖のことである。鳩は咽(む)せることがない鳥であるため、老人は痰(たん)などで咽せることが多いため、80歳以上の朝臣が杖を賜り宮中において使用することを許されるようになった。その事が文献に見られるのは、平安時代の土御門天皇の建仁３年(1023)11月23日に、後鳥羽上皇が歌人の藤原俊成の九十賀に際して賜れたのが始まりである。
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「鼻紙(はながみ)」の始まり 紙を懐に入れて鼻をかみ、あるいは落し紙(トイレットペーパー)に使う日本人の習慣は古くからあるらしい。 林若樹が書いた『集古随筆』によると、支那では1400年前の六朝(りくちょう)時代から既に高貴な者が鼻紙を使っていたとある。...
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「花炭(はなすみ)」の始まり 椿の枝葉・蕾、梅の枝蕾、南天の枝葉・蕾、山茶花の枝葉・蕾など草木の枝に葉や蕾などが自然のままに炭化されて、ずいぶん凝った風雅なものである。これは茶の湯の飾り炭として使われている。 花炭は江戸時代初期に、奥州の伊達政宗の御用炭焼きが、初めて花炭の焼き方を考え出したものである。
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「花自動車(はなじどうしゃ)」の始まり 日本において美しく花で飾った自動車が市内に姿を現したのは、明治38年(1905)正月に、東京市日本橋にある三越本店が、支那の旅順(遼寧省大連市)開城の祝賀のために、装飾を施した花自動車を運転して市中を行進したのが始まりである。
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「母の日(ははのひ)」の始まり 毎年５月の第二日曜日は世界で母性を讃える「母の日」である。これは昔、小アジアで神々の偉大なる母シビーリに対する儀式が、毎年３月15日に行われたのが始まりだと言われている。 アメリカでは、ある婦人の提唱で1908年(明治41年)に行われたのが始まりで、後に1914年(大正３年)５月９日にウイルソン大統領が５月の第二日曜日を母の日と制定してから各国に広まったものである。...
View Article「歯磨き(はみがき)」の始まり
「歯磨き(はみがき)」の始まり 朝起きて歯を磨くという習慣は何時頃から行われるようになったのであろうか？ 古墳から出土する人間の歯には一方だけすり減っているものがあるところからみると、古墳時代には歯を磨いていたことが判る。...
View Article「張形(はりがた)」の始まり
「張形(はりがた)」の始まり 紙・水牛の角・鼈甲・木材などを用い、男根を模して作った女性の自慰用淫具のことである。張形と言う言葉はポルトガル語のペニスという意味で、元来は陽茎(男根)の形容詞「はりか」または「はりこ」から転訛したものと言われている。 奈良時代の平城京跡から長さ17㎝、直径2.5㎝(当時は1.5倍ほどの太さであった)のウドカズラで作った張形が出土している。...
View Article「バリカン」の始まり
「バリカン」の始まり 元は馬の毛を刈る機械を人間用に改造したものと言われている。最初は主にフランスのバリカン・マール製作所で作られたものが輸入されたので、バリカンという名称が生まれた。日本へは明治17年(1884)に、フランス駐在公使であった長田桂太郎が初めてバリカンを輸入し、次いで明治18年に鳥海定吉という理髪師によって使用されたのが始まりである。
View Article「針供養(はりくよう)」の始まり
「針供養(はりくよう)」の始まり 江戸時代に始まった婦人の年中行事の一つで、２月８日の事始めの日と12月８日の事納めの日に裁縫に使って折れた針を集めて淡島社に供え、その日は針仕事を休んで針の労をねぎらうものである。
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