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Channel: 原始人の見聞
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「ハワイ移民(いみん)」の始まり

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「ハワイ移民(いみん)」の始まり
 明治元年(1868)に横浜に在留していた外人が、砂糖竹の植え付けのために日本人300余名を三年間の期限で雇い、ハワイに送ったのが始まりである。ところがこの募集に応じた者は全て無頼の徒ばかりであったので、成績が頗る悪く、明治3年2月に送り返されてしまった。そのために一時は中断されたが、後の明治18(1885)に再び998名の移民を送ったが、それらの多くは廃藩置県のために荒廃した山口県人であったという。そして、主に甘蔗(かんしょ:サトウキビ)の栽培に従事し、月給は12ドル50セントであった。

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