「母の日(ははのひ)」の始まり
毎年5月の第二日曜日は世界で母性を讃える「母の日」である。これは昔、小アジアで神々の偉大なる母シビーリに対する儀式が、毎年3月15日に行われたのが始まりだと言われている。
アメリカでは、ある婦人の提唱で1908年(明治41年)に行われたのが始まりで、後に1914年(大正3年)5月9日にウイルソン大統領が5月の第二日曜日を母の日と制定してから各国に広まったものである。
日本では昭和23年(1948)7月20日に定められ、昭和24年5月15日に第一回の母の日が行われた。この日、子供達は同じカーネーションを、一つは母親に、一つは自分の胸に挿すのであるが、母親が健在の場合は赤い色の花を、また母親が亡くなっている場合は白い色の花をつけることになっている。