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Channel: 原始人の見聞
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「髪結いの鑑札(かみゆいのかんさつ)」の始まり

「髪結いの鑑札(かみゆいのかんさつ)」の始まり 江戸時代の寛永17年(1640)2月に、幕府が髪結いの鑑札を下したのが始まりである。しかし、後には鑑札が無くても多く人が営業できたので、明暦元年(1655)8月には調査を行い、次いで万延2年(1659)正月に新しい鑑札を渡すことにした。それによると、師匠は一年に2両、弟子は1両の札銭を徴するように定められていた。...

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「禿(かむろ)」の話

「禿(かむろ)」の話 江戸時代に遊郭などで上級遊女の使い走りをした少女のことである。かむろはもと髪を剃った者の意味であるが、うなじで切り揃え、あるいは結髪した児もかむろと称した。岡場所では「こじょく(小職)」と呼んでいた。 あどけない姿で、駆け回り愛嬌を振りまいて、艶めかしさと美しい色彩を添えていたものである。...

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「蚊帳(かや)」の始まり

「蚊帳(かや)」の始まり 蚊幌、小碧城、蚊子幬、蚊屋帷などと称する。文献に見えるのは『日本書紀』の応神天皇四十一年(310)二月の條に「阿知使主等自レ呉至二筑紫一、(中略)即献二于大鷦鷯尊一、是女人等之後今呉衣縫、蚊屋衣縫是也」(阿知使主等呉より筑紫にいたり、すなわち大鷦鷯尊(おおさざきのみこと:仁徳天皇))に献ずる、これ女人等の後今呉衣縫い、蚊屋衣縫うこれなり)とあるのが始まりである。...

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「蚊帳売り(かやうり)」の始まり

「蚊帳売り(かやうり)」の始まり...

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「カラー」の始まり

「カラー」の始まり 洋服の襟に用いるカラーは、アメリカで発明されたもので、1840年(天保11年)の頃にはヨーロッパにまで流行していた。 日本に舶来したのは江戸時代末期で、文献では慶応3年(1867)版の『西洋衣食住』に「首巻(コラル:collar)」と記載されており、次いで明治4年(1871)版の『英字訓蒙図解』には「付け襟(つけえり)」とある。

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「唐傘(からかさ)」の始まり

「唐傘(からかさ)」の始まり 繖(からかさ)、雨傘(からかさ)、油傘(からかさ)、笠傘(からかさ)、柄傘(からかさ)または単に傘(からかさ)とも書く。 その起源については『古今要覧稿』に「思うに、もと皇国に始まりし物にあらずして、外国より渡り来りしものと思はる。其の故は欽明天皇十三年(551)冬十月、百済(くだら)聖明王云々、献二釈迦仏金銅像一体幡蓋若干一(釈迦仏金銅像一体、幡(はた)...

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「硝子障子(がらすしょうじ)」の始まり

「硝子障子(がらすしょうじ)」の始まり...

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「硝子箱の金魚(がらすばこのきんぎょ)」の始まり

「硝子箱の金魚(がらすばこのきんぎょ)」の始まり...

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「唐櫃(からびつ)」の始まり

「唐櫃(からびつ)」の始まり 箪笥(たんす)や行李(こうり)が無かった時代に、唯一の衣装入れであった唐櫃は「からうど」とか「からうず」とも称して、初めは衣装類を納めるために、専ら用いられていたが、後には形も様々に変化して、経文や図書を入れたり、具足櫃として用いられるようになった。...

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「革靴(かわぐつ)」の始まり

「革靴(かわぐつ)」の始まり 醍醐天皇の延喜15年(915)に勅命が下り、内蔵寮において作った靴は全て牛革を用いるように定められたのが始まりである。その当時は靴一足に用いるものは練糸(ねりいと)二分、漆四勺、蝋一両、麻油二合、醋(す)五合であったという。

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「革草履(かわぞうり)」の始まり

「革草履(かわぞうり)」の始まり 安土桃山時代の天正年間(1573~1591)から、京都をはじめとする近畿の人たちが好んで熊・猪・鹿などの革を草履の表面に貼り付けるようになった。これを毛皮草履の始まりとしている。

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「革足袋(かわたび)」の始まり

「革足袋(かわたび)」の始まり 室町時代の応永3年(1396)に、征夷大将軍足利義持は武人の礼式を定めたが、これから武人は好んで革足袋を履き始め、侍以上の者は革足袋を履くことをもって礼法とするようになった。

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「革製品(かわせいひん)」の始まり

「革製品(かわせいひん)」の始まり 有史以前の昔は狩猟が最も重要な仕事であって、獣皮を剥いで敷物・盾・鞆(とも)・鞴(ふいご)・履(くつ)などの日用品として使用していたが、これは鹿皮・熊皮・猪皮を主としていた。 次いで3世紀頃に高麗(こま:朝鮮)から献上された革工(革職人)が初めて熟皮を製して染め革を作り、飛鳥時代には百官の礼装に革帯を用いることが決められた。これが礼服に革を用いた始まりである。...

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「革羽織(かわばおり)」の始まり

「革羽織(かわばおり)」の始まり 『一柳家記』の天正6年(1578)のところに「羊之革羽織、為二褒美一四郎右衛門に給レ之(羊の革羽織、褒美として四郎右衛門にこれを給す)」とあるのを見れば、安土桃山時代には既に武人の間で用いられていたことが判る。 江戸時代に入ってからは、主として鳶職の頭(かしら)などの火事装束として用いられるようになった。

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「河村式噴霧器(かわむらしきふんむき)」の始まり

「河村式噴霧器(かわむらしきふんむき)」の始まり 広島県福山市の河村秀行は、明治35年(1902)正月頃から、蚕病が広く蔓延するのを防ぐために消毒器の考案を始め、明治37年6月にこれを完成して特許を得た。 この河村式噴霧器は日本での蚕病の消毒器のうちで、最も優秀な噴霧器として知られている。

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「瓦葺(かわらぶき)」の始まり

「瓦葺(かわらぶき)」の始まり 飛鳥時代に百済(くだら)から瓦の製作技術が伝わり、寺院の造営に伴って盛んに用いられるようになったが、最初の瓦は飛鳥寺の瓦と言われている。...

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「簡易宿泊所(かんいしゅくはくじょ)」の始まり

「簡易宿泊所(かんいしゅくはくじょ)」の始まり 日本では江戸時代初期に小規模ではあるが仏教徒の慈善的な救済施設として東北地方に設けられた「助小屋(たすけごや)」や西国遍路者のための「善根宿(ぜんこんやど)」などが簡易宿泊所の始まりである。 しかし、簡易宿泊所としての施設は、明治34年(1901)に設けられた東京市本所区の無料宿泊所が施設の始まりである。

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「感化院(かんかいん)」の始まり

「感化院(かんかいん)」の始まり 不良少年少女を収容して教誨(きょうかい:教えさとすこと)する施設を言う。日本に於ける起源は、明治14年(1881)9月に阪部寔(さかべまこと)・加藤九郎らが相談して東京本所林町に感化院を創設したのが始まりである。...

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「勧工場(かんこうじょう)」の始まり

「勧工場(かんこうじょう)」の始まり 明治11年(1878)に東京丸の内龍ノ口に開設された、府立の第一勧工場がこの名の始まりである。 勧工場とは当時に於ける一流の商店が家庭用品を一通り揃えて出品し、寄り合い所帯であるけれども後のデパートのようなもので、その頃は唯一の目新しい大百貨店として明治時代中期頃まで繁盛したものである。

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「簪(かんざし)」の始まり

「簪(かんざし)」の始まり...

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