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Channel: 原始人の見聞
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「楽器(がっき)」の始まり

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「楽器(がっき)」の始まり
 日本の楽器は大別して弾物(ひきもの:琴、琵琶、三味線など)、吹物(ふきもの:笛、篳篥(ひちりき)、尺八など)、打物(うちもの:太鼓、鼓、振鼓(ふりつづみ)、揩鼓(すりつづみ)など)の三種類がある。
 楽器が文献に現れたのは『日本書紀』の神代巻のなかに「一書に曰く、伊弉冉尊(いざなみのみこと)火神を生む時、灼を被りて神退き去りぬ。故に紀伊国熊野の有馬村に葬りぬ。土俗此の神の魂を祭るは、花時にもまた花をもって祭り、また鼓吹幡旗(つづみふえはた)を用ひて歌舞して祭るなり」とあるのが始まりである。
 
イメージ 1
琵琶を奏でる匂宮『源氏物語絵巻』
画像の出典:徳川美術館
 
 

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