$ 0 0 「建築学(けんちくがく)」の始まり 明治時代初めに工部省はArchitectureの訳語として「造家」を使用していたが、伊東忠太は造家学では工学的な意味合いが強いため「建築」と改めることを提唱した。明治10年(1877)1月に工部大学校が創設されて、建築に関する正しい教育を行ったのが始まりである。明治18年(1885)に工部省が廃止され文部省に移管され、明治19年の帝国大学令により東京大学工芸学部と合併し、帝国大学工科大学となった。