$ 0 0 「近眼鏡(きんがんきょう)」の始まり 室町時代の天正2年(1574)9月3日に、宣教師ウルカンが近江国安土に来て織田信長に拝謁した際に、献上した品物の中に芥子(けし)を卵のように見る事が出来る近目(ちかめ)鏡と、七十五里を一目で見ることが出来る遠眼鏡があったと『南蛮寺興廃棄廃記』に書いてあり、これが近眼鏡が舶来した始まりである。