$ 0 0 「衿白粉(えりおしろい)」の始まり 婦人が衿を白く塗る化粧法は、江戸時代末期から行われ始め、『続飛鳥川』に「女のえりに白粉ぬる事、上方風俗にて文政八年(1825)より始まり、蹴出し(けだし:腰巻の上に付ける足首までの下着。縮緬などあまり静電気が起こらない布を用いた)も同じ事なり」とある。艶(なま)めかしい縮緬の蹴出しを脛(すね)から覗かせることも同じ頃から流行し始めた。 衿白粉画像の出典:ブログ・和裁あれこれ