$ 0 0 「機械人形(きかいにんぎょう)」の始まり 江戸時代中期、暦学者・細川頼直は天文器機に精通しており、また発明意匠に富み、重力・磁力・弾力などの原理を応用して茶汲み人形、五段返し、連理返し、龍門瀑、鼓笛児童、闘鶏、魚釣り人形、手品人形などを創作し、さらに櫓時計、天時計、枕時計、掛時計などを発明考案している。そして、寛政5年(1793)には『機功図彙』三冊を刊行しているが、これは永く江戸時代における物理学書の模範とされた。 『機功図彙』画像の出典:学研 大人の科学.Net