$ 0 0 「石風呂(いしぶろ)」の話 穴風呂とか空風呂(からぶろ)とも言い、天然の岩穴を利用し、あるいは石を積んで室(むろ)を作り、その中で火を焚いて熱し、湿った筵(むしろ)を敷いたり、あるいは水を打ったりして水蒸気を作り、その中に入って浴するのである。 これは瀬戸内海の沿岸に多く、いつ頃から造られたかは明確ではないが、主に行基菩薩や弘法大師たの高僧によって病気治療のために始められたものであると言い伝えられている。 石風呂画像の出典:cr-z.jpn.com