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「碑(いしぶみ)」の始まり

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「碑(いしぶみ)」の始まり
 「石文(いしぶみ)」の意味で、ある事を後世に伝えるために、その内容を記載した石碑のことである。
 推古天皇の4年(596)に、厩戸豊聡耳皇子(うまやどのとよとみみおうじ:聖徳太子)が、伊予国の道後温泉に行かれた時、賞賛の言葉を石に彫らせて建てられた。これを世に「道後の碑」と言う。この碑が日本において文字を石に刻んで後世に伝えるようになった始まりである。
 元の碑は無くなったが、今でも道後湯之町の坂を登り詰めた正面に史蹟の功徳が謳われている。
 
イメージ 1
聖徳太子道後温泉碑(再建)
画像の出典:坂道散歩

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