$ 0 0 「角太夫節(かくだゆうぶし)」の始まり 古浄瑠璃の一種である。江戸時代中期に山本角太夫によって始められた。すなわち、『声曲類纂』の中に「虎屋源太夫が門人といふ。はじめ大坂に居し、後に京都に移る。初名を角太夫といふ。延宝五年巳(1677)閏十二月十一日、口宣して土佐掾(とさのじょう)とあらたむ。一流をかたり出して角太夫節と称し、世におこなはる」と書かれている。 元禄期の京都・山本角太夫座の楽屋風景『人倫訓蒙図嚢』画像の出典:ウィキペディア