「眼(め)」の話
「見(み)」の意味が語源となったという説が多く、「ミエ」がが変化して「メ」になったという。また、南方では「メッ」あるいは「メ」と言っており、その発音が日本に伝わったものとも言う。
この目については、色々と面白い言葉に使われており、たとえば「弱り目」「たたり目」「ひどい目」「白い目」「だめ」岡目」「碁盤の目」「木の目」「境目」とか、あるいは「目が覚める」「目が利く」「目が高い」「目が飛び出る」「目が回る」「目に入れても痛くない」「目から鼻に抜ける」「目に余る」「目がものを言う」「目の敵」「目を配る」「目もくれず」などがある。