$ 0 0 「歌御会始(うたごかいはじめ)」の始まり 宮中で行われる新年最初の歌会のことで、御歌会始めともいう。文献に現れるのは、後土御門天皇の文明15年(1483)正月17日に行われたのを始めとしている。 明治3年(1870)正月9日に、古例を復興して宮中御歌会始を行う旨の通達があり、勅題を「春来日暖」とされ、勅任官ならびに宮、華族に詠進させて、24日に歌御会始を行った。 次いで、明治7年正月からは、一般庶民からも詠進を差し許されることになった。