$ 0 0 「整形外科(せいけいげか)」の始まり 明治17年(1884)ころ、足立寛がヒューテルの『外科各論』を翻訳していた時に、オルトペジー Orthopaedie の文字に「矯正術」と訳したのが、日本におけるオルトペジーの始まりである。 次いで、明治30年に林曄がドイツ留学を終えて帰国してから、外科および矯正術を公に訴えて、患者の治療を行った。これが日本の医者でオルトペジーを研究して帰国した始まりである。なお、最初の整形外科の講座が東京帝国大学に設けられたのは明治39年である。