$ 0 0 「少年雑誌(しょうねんざっし)」の始まり 明治24年(1891)正月に博文館から巌谷小波たちによって『幼年雑誌』が発刊されたのが始まりである。この雑誌には巌谷小波の「手枕草紙」「由良太郎武勇譚」「七羽鳥」「阿房丸」「極楽園」「新お伽草紙」「一流幻灯会」「春駒」「日本昔噺」などが発表された。 次いで、明治28年正月には『少年世界』が同じ博文館から創刊され、巌谷小波が招かれて主筆となり、格段の進歩を遂げた。