$ 0 0 「言語学(げんごがく)」の始まり 言語学とは言語を対象とする経験科学のことで、言語の本質や構造、言語の歴史的な変化などを文法・音声・意味・その他各種の分野を明らかにしようとする学問である。 明治時代には博言学と言われていたが、明治26年(1893)頃、加藤弘之がphilologyに「言語学」という訳語をあてたのが始まりである。