$ 0 0 「破子(わりこ)」の始まり 平安時代の頃から食物を運ぶのには、檜の薄板を折り曲げて作ったワリゴを用い始め、酒の容器は主に竹筒を用いた。また、この頃には餌袋というものが流行したが、これは元は鷹の餌を入れる為の物であったものが、何時しか変じて人の食べ物を入れて携えて歩くようになったのである。