$ 0 0 「町会所(まちかいしょ)」の始まり 江戸時代後期の名宰相として知られた老中松平定信が、寛政3年(1791)に市民救済を目的として江戸の浅草向柳原に町会所を設けたのが始まりである。 これは町費を積み立てて籾(もみ)を貯蔵し、凶荒とか非常の場合の賑給に当て、また細民の救助に用いることにした。