$ 0 0 「武装移民団(ぶそういみんだん)」の始まり 昭和7年(1932)10月3日に、陸軍省の後援で拓務省が募集した東北各県の在郷軍人五百名が、国防の最前線で開拓に従うため、北満州の広野を目指して出発したのが武装移民団の始まりである。しかし、これらの人々も昭和20年8月の終戦時の混乱で、ほとんどが行方不明となる悲しい末路を遂げてしまった。