$ 0 0 「雛の雌雄鑑別師(ひよこのしゆうかんべつし)」の始まり 鶏の雛の雌雄を日本人独特の方法で見分ける人のことである。大正15年(1926)に増井清、橋本重郎、大野勇らによって、鶏の初生雛雌雄鑑別方法が発見されて、養鶏家に大福音をもたらしたのが始まりである。 次いで、昭和8年(1933)に餘語彦三郎という青年鑑別師がアメリカに招かれ、優秀な技術を示し、外国人たちは全くの神業であると驚嘆した。これが、鑑別しが海外に進出した始まりである。