$ 0 0 「ロハ」の語源 全て無量で品物を手に入れたり、切符を買わないで木戸に入ったりすることを、俗に「ロハ」と言う。 これは「只(ただ)」と言う漢字を「ロ」と「ハ」に分けて二字とした隠語である。 明治20年(1887)ころ、赤本(赤い表紙の少年向けの本)を出版していた兎屋誠が「値の至廉なること(値段が安いこと)ロハの如し」という新聞広告を盛んに出したために、世の中に流行する元となった。