「銅像(どうぞう)」の始まり
日本における銅像の始まりは石川県金沢市の兼六公園にある日本武尊像で、作者は富山県高岡市の工人・金森藤兵衛である。これは「明治記念之標」として明治13年10月26日に建立された。「明治記念之標」とは西南戦争で戦死した人たちの忠魂碑である。石川県内からも明治政府軍として戦争に参加し、390人の人が亡くなった。
次いで、明治21年6月に、東京市九段坂の靖国神社境内に大熊氏広が作製した大村益次郎像が建てられ、これが二番目の銅像である。
兼六公園にある日本武尊像
画像の出典:兼六園の見どころまとめ