$ 0 0 「鉄筋建築(てっきんけんちく)」の始まり 1850年(嘉永3年)にフランス人のランボーがコンクリートを鉄網で補強したボートを用いたのが始まりで、1867年(慶応3年)にはパリの植木職人モニエーが、鉄棒を網目に組み込んでコンクリートに挿入し、各種の建造物を造る特許を得てから、世界各国において広く行われるようになった。 日本において最初にこれを研究した人は、建築学者の柴田畦作(けいさく)である。