$ 0 0 「木挽(こびき)」の始まり 大鋸挽(おがひき)または鋸匠(こひき)、鋸傭(こひき)ともいう。その起源については『人倫訓蒙図彙』のなかに「木挽 聖徳太子難波の浦に四天王寺を御建立のとき、大木を割るべき思慮をめぐらし給ふに、雁一羽、青き木葉をくはへて来りぬ、太子御覧あつて、かの葉の姿に鉄をもってつくらせたまふに、よくきれしよりはじまれり、是れ鋸のはじめとかや」とある。飛鳥時代のことである。 木挽 葛飾北斎画像の出典:ウィキペディア