$ 0 0 「管簾(くだすだれ)」の始まり 夏は見るさえ涼しく感じる管簾は、江戸時代中期頃から街に出始めた。『武江年表』の正徳5年(1715)のところに「管簾は古来ありしかど売り物とする初めは、正徳の頃、築地小笠原家の道具持ち沖仲右衛門というもの作り出し、両国橋東岸山本善兵衛の見世にて売り始めしよし世事談綺にいえり」とある。