$ 0 0 「菊合(きくあわせ)」の始まり 殿上の侍臣を左右に分けて、両者から菊の花に歌を付けて優劣を競う遊びのことである。これはのんびりした平安時代にふさわしく、寛平年間(889~898)頃に始まったものである。 なお、江戸時代の大名たちが、重陽(ちょうよう:陰暦の9月9日に行われる節会。菊の節句)の宴に行った菊合は菊花の一輪と、その葉の一片とを催主におくって品評したものである。菊花画像の出典:阿波ナビ