$ 0 0 「扇引(おうぎひき)」の始まり 平安時代後期頃に行われた上流社会の遊戯の一つで、扇を福引きのように引き当てて遊ぶものをいう。 『讃岐典侍日記』の天仁元年(1108)6月のくだりに「扇引きなど人々にせさせむなどありし」と記載されており、その頃盛んに行われていたことが判る。