$ 0 0 「支那医書(しないしょ)」の始まり 欽明天皇の23年(562)8月に、大伴狭手彦(おおとものさてひこ)が兵を率いて高麗(こうらい:朝鮮)に遠征し、これを破って凱旋した時に呉人(支那人)の智聴がこれに従って帰化し、仏書、経書、方書(医薬書)など百六十四巻および楽器を献上した。これが支那の医書が日本に伝来した始まりである。