「フランス菓子(かし)」の始まり
明治20年(1887)11月にフランスに赴いた東京銀座風月堂の二代目・米津恒次郎がパリで菓子の研究に努め、明治29年6月に帰国した時にビスケット製造器などを持ち帰り、これを設備して本格的な製造を始め、サブレー、デセール、ワッフル、アップルパイなどを次々に世に出し、フランス菓子を主体とする洋菓子を普及したのが始まりである。
次いで、大正13年(1924)4月に、門倉国輝がコロンバンという純フランス菓子店を銀座に開き、フレッシュな純フランス菓子の真味を伝えた。
フランス菓子「マドレーヌ」
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