$ 0 0 「新聞記者の海外派遣(しんぶんきしゃのかいがいはけん)」の始まり 新聞記者としての海外派遣は明治15年(1882)7月に起こった朝鮮の変に際し、朝日新聞から半井桃水、時事新報から井上角五郎を京城に特派して通信にあたらしめたのを始めとし、次いで明治17年8月に勃発した清仏戦役には、朝日新聞から長野一枝、自由新聞から小室信介、郵便報知新聞から尾崎一枝、自由新聞から小室信介,郵便報知新聞尾崎行雄を上海に特派しており、このころから特派員の海外派遣もようやく盛んになった。