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Channel: 原始人の見聞
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「女の車掌(おんなのしゃしょう)」の始まり

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「女の車掌(おんなのしゃしょう)」の始まり
 大正9年(1920)2月2日に、東京市街自動車が初めて車掌として18歳以上の女性を初任給35圓で採用し、次いで大正14(1925)3月20日には市内電車の女性車掌として68名を採用した。これが交通機関における女性従業員の始まりである。
昭和20年代になると、バスガールと称して観光会社の観光バスに乗り込み、市内見物、名所史跡、風光明媚な街道の案内など、団体旅行客のために情緒豊かな説明をして廻った。古寺巡礼も若い乙女の名調子で、ほのぼのとした万葉の昔も懐古できたであろうし、サービスも行き届いていた。

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