「ショーウィンドー」の始まり
明治29(1896)年に京都の高島屋が店舗の拡張に伴いショーウィンドー(Show-window)を設置したのが日本における始まりとされている。次いで、明治31年(1898)に高島屋大阪店が、明治33年(1900)にそごう大阪店がショーウィンドーを設置した。
一方、東京では明治36年(1903)10月に、東京・白木屋が古来の座売(すわりうり)を止めて、陳列式に改め、またショーウィンドーを設けたのが始まりである。
明治時代の白木屋店内
画像の出典:小川一真著『東京風景』明治44年(1911)