$ 0 0 「黒文字油(くろもじあぶら)」の始まり クロモジの木の葉や樹皮を蒸留して製造した暗黄色の芳香ある油で、化粧品や石鹸の香料に用いた。 これは明治21年(1888)に、和歌山県の鎌田常義が伊豆に行って黒文字油の製造を奨めたのが始まりで、一時は盛んに用いられた。