$ 0 0 「宿六(やどろく)」の語源 宿のろくでなしという意味で、権威のない、あるいは稼ぎが悪くて女房に頭が上がらない一家の主人・亭主と言ったところである。 「宿」は宿屋ではなく、屋処(やど)すなわち家という意味である。「六」は人を卑(いや)しんで呼んだり、親しみを込めて言ったりする時に付ける言葉である。 この言葉は、すでに江戸時代から広く使われている。